2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

第19回 24時間リレーマラソン神戸大会 2019〈シングルの部〉③レースレポ前編〜快"腸"〜

第19回 24時間リレーマラソン神戸大会 2019〈シングルの部〉③レースレポ前編〜快"腸"〜


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お待たせしました?!

たった1周するだけで全身に浴びた水が乾いてしまうほどの炎天下。神戸24を走ったことしか分からないであろうその灼熱地獄の苦しみを当記事で追体験して頂けたら幸いです。それでは早速いきまひょ〜






【レースレポート】


▶︎▶︎スタートまで

当日は4時半頃起床。
すぐに朝食を食べる。餅入り鍋焼きうどん、レトルトのカレーライスをモグモグ。排便をよくするためコーヒーも1杯だけ。

7時、地元の駅でミフィオを拾う。

阪神高速で白川南ICまで

事故渋滞があって若干焦ったが、無事1時間半ほどで現地到着。2年前は出発時間が遅かったせいで神戸線の大渋滞にハマり、スタートギリギリに到着したこともあるので車で行く方は注意が必要だ。

8:50頃、現地近くのローソンにて最後のもぐもぐタイム。

80歳になってもこんなことしているのだろうか


スタート3時間前。カステラ、串団子、バナナ、スティックパンを黙々と摂取。これまで食事時間など考えず直前でもガツガツ食べていたが今年は違う。消化する時間をキッチリ考えたフードスケジューリング(そんな言葉あるんかいな)を遂行する。てか、ラン歴7年でようやく気づく自分って...

無事定位置に場所取り完了

これまで神戸24ではサポート(ハンドラー)をつけていたが、今年からはサポートなしで挑戦してみることに。なので、給水をスムーズにするためにとあるアイテムを購入。


それがこれだ!!
いや、そんな大声で言うことちゃうけども
ピーコック ステンレスキーパー(8.1L)

ウォータージャグとか言う名前らしい。保冷保温の機能があって、このタイプはスポーツドリンクを入れることも可能だそうだ。Amazonで3千円強でゲット。板氷をぶち込み、100均で売ってるアルミシートを巻きつけることで保冷効果をかなり高められたように思う。使用感についてはまたレポで?!


9::50頃受付。

少し早めに受付すると並ばなくて良い

その後は色んな方とご挨拶(またレポに登場すると思うので割愛)。車の中でレース前の最終準備をし、ちょろっとお散歩タイム。すでに灼熱の太陽が降り注いでいたためお散歩しただけで汗だくになった。



コーシー効果か最後の排便に大成功!\(^^)/ヒャホーイ


そしていよいよその時がきた....



▶︎▶︎Start → 6時間 

カウントダウン10秒前やっちゅうのに

はい、スタートまで1分!!
ええええええ(;´д`)

とか言っちゃう大会の緩〜い雰囲気に和みつつのスタートとなった。

真昼間の正午。
補助競技場がスタート地点なのだが、果たして今の気温は何度なんだろう。集結したランナーの熱気もあり40℃近くはあるのではないだろうか。

よっしゃ行くか!

今年は最初からしっかり走ると決めていたので積極的に前に出てみる。もちろんガチリレー組のスピードにはついていけるはずもない。自然とキロ5を切るくらいのペースで安定する。すると背後から現れたのはこの方。



ちょっと速すぎない?


画像は2018年大会のもの

あ!モリモリさん!!

昨年ここ神戸で227.8キロも走った前回大会優勝者だ。沖サバ連覇(大会記録保持者)という偉大な記録の持ち主なので、当ブログをご覧の方ならその名前をご存知の方も多いはず。しばし互いの近況を話しながら走る。

今年は絶対に負けたくない。その気持ちが強かったせいか予定していたペースより少し上がってしまう。まぁ無理はしていないから大丈夫やろう。額から流れ落ちる汗を拭いながら周回を重ねていく。

水分は定期的に摂取し、公式エイドにある水を周回ごとに頭から被る。ある程度周回を重ねていくうちに一定のリズムができてきた。もしこのリズムを怠れば確実にぶっ倒れていただろう。


ハーフ通過
1時間39分くらい
avg.4'41/km



フル通過
3時間25分くらいか
avg.4'51/km
※手元の時計より



24時間走をやる上で最初からこんなペースで走るのはアフォだ。と、少なくとも自覚はしているつもりだ。ましてやこんなクソ暑い炎天下では尚更だと思う。でもこのままでも大きな失速をしないであろうという謎の自信があった。その理由は...


肉体改造
今年の3月以降、食事制限を取り入れることで体重、体脂肪ともに以前より大きく減量させた。またレース前は少々シビアなカーボローディング(旧式)をすることでレースでエネルギーを爆発させられる身体に作り変えた(少々大げさか)。そのおかげか、春のダイトレ、UTMF、彩の国100マイル、ONTAKE100マイル(DNFしてしまったけど)と、レース中にその手応えを十分に感じられた。※あくまで個人の感想です


ただ、以前よりエネルギー摂取量が減ったため日々の練習強度は格段に下がったと思う。しかしそれでも上記のように身体を作り変えたせいか、普段では絶対に走らないようなこんなペースで突っ込んでも疲労感は全く襲ってこなかった。

3,4時間経った頃だろうか。急にコース上にランナーの数が減ったような気がした。うん、よく分かる。神戸24では3,4時間くらいで一度洗礼を食らう。どんな強いランナーでも熱気が身体に溜まり、信じられないくらい身体が動かなくなるのだ。


photo by ろくいちさん
utmfに引き続き応援に来て頂けた


昨年苦しんだ腹のトラブルもなくまさに快’腸’。独りバカみたいなペースで走っていたと思う。しかし一度トイレ(小)に行った時に気になることがあった。まさかそれが数時間後に大きなトラブルとなって襲いかかってくることになろうとは...



発表経過タイム累積距離平均ペース
6時間※6:00:0071.405:03



つづく



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