2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

熊野古道 小辺路 〜坂好練習会★夏合宿〜

熊野古道 小辺路 〜坂好練習会★夏合宿〜

【概要】

《日程》
2015.8.8(Sat)-9(Sun)

《コース》
計約70km
累積上昇高度 計約4300m
累積下降高度 計約5100m
(Epson SF-710にて計測)

8/8(Sat)
約35km
高野山駅〜大股〜伯母子山〜三浦口 (農家民宿 泊)


8/9(Sun)  
約35km
三浦口〜三浦峠〜果無峠〜道の駅奥熊野古道ほんぐう

前半数キロは計測できず

《メンバー》
A組(アーリースタート) :タカさん、ミッフィーさん、さきちゃん、オレ
B組(レイトスタート)  :パルさん、イッチーさん、てっぺーさん、パイセン

※人数や女子の参加も考慮して今回は2組に別れる。オレは膝の痛みがあったのでA組で参戦。決して女子のチームに紛れたかったわけではありません(笑)

《参考地図》
コチラから小辺路の詳細地図をダウンロード可能です。

《宿泊地》
農家民宿「政所(辻)」


《温泉》
川湯温泉公衆浴場 
道の駅奥熊野古道ほんぐうや本宮大社前からバスが出ています
※下にバス時刻表あり

《交通機関時刻表など》
道の駅奥熊野古道ほんぐう〜本宮大社前〜川湯温泉〜紀伊田辺駅のバス時刻表


赤線が今回利用したバス(2015年8月現在)

【8/8(Sat)】

《スタートまで》
南海線で極楽橋駅まで行き、そこからケーブルカーで高野山駅へ!



《高野山駅〜大股》



8:23(00:00経過)
A組は一足先に高野山駅を出発(ちなみにB組は9時過ぎに出発です)

左から2番目は新メンバーのさきちゃん

しばらくロードを走って

8:43(00:20経過)

大門へ到着

最後のコンビ二で補給

小辺路の入口です「こっちー」

しばらくなだらかなアップダウンが続く

薄峠を越えると激下りがあるのですが、新メンバーのさきちゃんが速い!自分のすぐ後ろをがんがん下ってきます。少し緩めるとすぐに追い越されそうな勢いでした。やはり山好きで様々なトレイルレースに出ているさきちゃんは只者じゃないですね。

さきちゃん「山が大好き〜〜〜

10:07(01:44経過)
大滝集落へ到着。
この日は暑くて滝汗状態だったので、トイレと水場は本当に助かりました。

天気が良すぎる

水浴び(地元の人曰く飲料可とのこと)

しばらく休憩して大股を目指します。

山道を登ると

高野龍神スカイラインへ合流。ロードに出た瞬間、ここぞとばかりにミッフィーさんが先頭に立ってぐいぐい引っ張ります。

速いわ・・・(前を行くのはハイカー)

タカさんもミッフィーさんについていくので必死w

10:42(01:59経過)
水ヶ峰分岐へ到着。

小辺路というデカデカとした看板

ここから林道と合流するまで一気に登ります。

景色が良い

林道合流

キモチー

大股へは階段を登ってはいけません(笑)

アフォ丸出しで激下りを降りると・・・

12:00(03:37経過)
大股バス停へ到着!!

昨年は土砂降りの雨だった

ここにはトイレや自販機があるのでゆっくり補給ができます。すると、

隊長タカさん「ドボンするぞ〜

その言葉が合図となり次々と川へ突撃!!


冷たくてめちゃくちゃ気持ちよかった!!

出発の準備をしていると・・・

後続のBチームと合流!!

あれ?意外に追いつかれるのが遅いなぁと思ってると原因が発覚!!

それがコレ(笑)

しばらく走ってないらしく、なんと8kgも増量してしまったそうだ(笑)

昨年、ここ大股バス停の自販機で生まれた伝説の『カフェオレうまぁぁああ事件』をイッチーさんに再現して頂きました。これ以降様々な「うまぁぁあ」が誕生しました。このブログを読まれてる方はご存知ですね(笑)

永久保存版です(笑)

結局40分以上も休憩してしまいました。後続チームとは別れて先を急ぎます。

《大股バス停〜伯母子岳〜三浦口》


12:43(04:00経過)
大股バス停を出発。



桧峠を越えます。


伯母子岳分岐

昨年同様、せっかくなので伯母子岳頂上へ向かいます。


この登りがきつい。雷がゴロゴロと鳴っていて小雨が降ったり止んだりの状況。展望は期待できないかも。そして登りきると・・・

14:10(05:47経過)
伯母子岳山頂へ到着!!

意外に展望ええや〜ん

遠くでは稲光がバシバシ光ってます。ちょうどその頃、大阪ではもの凄い雷と雨だったようです。にもかかわらずガスは少なくほぼ360度遠くの山までしっかり見渡せました♪

ちなみに下が昨年の時のもの。うーん、懐かしい。てか、真っ白やん(笑)

イッチーさん撮影

雷が鳴り響いてるのであまり長居すると少し危険。ってことで下山開始。

伯母子峠。ここには避難小屋とトイレあり。

ここからは三浦口まで基本的に下りの登山ルートです。なぜかほとんど写真を撮っていません。時々休憩しながら黙々と下っていたように思います。今思えばなかなかのハイペースだったような(汗)


そして
15:55(07:12経過)
伯母子岳登山口へ下ってきました。


三田谷橋を渡って、トンネルを越えると・・・

16:02(07:39経過)
本日のゴール!!ここは三田谷橋と三浦口の中間地点になります。
高野山駅から約35km。後続チームはまだ来ていません。アーリースタートながらもなかなかのハイペースで来た感覚があります。

タカさんw

《宿泊》
昨年お世話になった商店はまだ営業していました♪


お先にカンパーーーイ

タカさんが気づいたのですが、賞味期限が2015年8月と表記されていたビールの味は格別でした(笑)

30分ほどするとB組がビショビショで到着!聞くと伯母子山でかなりの雨に打たれたよう。てっぺーさんは相当疲弊しているようでした。。B組が宿泊する昨年宿泊した政所で全員揃って記念撮影!



パルさん・・・顔・・・

チーズ好きのワンちゃんはまだ元気そうでよかった!

後発のB組は農家民宿「政所(辻)」に宿泊、先発のA組は農家民宿「山本」に宿泊です。
なのでここでお別れ。我々A組は少し離れたところにある山本さんに車で迎えに来てもらえました。

農家民宿「山本」

早速、お風呂に入らせて頂き、洗濯までさせてもらえました。昨年同様ここには掲載できないタカさんのお風呂写真をバッチリ撮影(笑)

風呂上がりに乾杯。あー最高!!

農家民宿「山本」さんは「政所(辻)」と比較すると少しモダンな雰囲気。とはいえ縁側があったり中庭があったりと和の建物であることには代わり有りません。それぞれの良さがあると思います。

ご満悦の隊長

ここからは写真でのご紹介。






【8/9(Sun)】

朝6:00に朝食を用意して頂きました。

朝採れたての烏骨鶏の卵かけご飯は最高!

お弁当まで用意して頂き、7:00過ぎに三浦口まで送迎して頂きました。

ご主人、女将さん、同泊のS木さんと一緒に

《三浦口〜三浦峠〜西中バス停〜十津川温泉(昴の郷)》


7:20頃だったかな?(00:00経過)
三浦口の自販機で補給をすまして出発!
なんと、1時間後にスタート予定だったB組も一緒にスタートし8名の大所帯で行く事に。

船渡橋にて

早速滝汗を流しながらいきなりの激坂を登って行きます。すると去年も感動した巨木が現れました。

畏敬の念を抱く

写真を撮り忘れたのですが、途中に『三十丁の水』という湧き水があり給水できます。去年に比べチョロチョロとしか出ていない印象でしたが、冷たい水で復活!!

徐々に高度を上げると

視界が広がってきます

昨年と違って大パノラマが!

みんなまだまだ元気です

8:44(01:24経過)
三浦峠に到着!

この先に休憩所があります

少し怖い雰囲気ですがここにはトイレもあります。
さて、ここからは西中に向けて一気に駆け下ります!!膝をかばってここまではかなり抑えてきたのですが、今日はパイセンやパルさんもいるので久しぶりに「ひゃっほ〜い」しながら駆け下りました!!


ちょっぴりヘトヘトw

ロードに出て道を確認するが・・・

ロスト(笑)

パルさんが最後尾で地図を確認してくれていたので、無事に正規のルートに復帰できました!またもや三浦峠を登り返す道を行っていたようです(汗)

10:07(02:47経過)
西中バス停の自販機に到着!!
ここで8名がドリンクを買いまくりました(笑)

ビールも売ってますw

川に降りれる場所を発見してしまい、あまりの暑さに川へ突撃!!(笑)

超きもちーww

アブに襲われながらもしばらく遊んで出発!
さてここからは約8kmほどのロードが続きます。途中工事中の箇所を通ります。以下の時間帯が通行可能なようでしたが、工事現場の人に事情を説明すると通して頂けました!迂回しなくてはならないので大幅に距離が増えるところだったので助かりました♪

通行可能時間

しばらく行くと自販機があります。ここで念のため十津川温泉までの最後の補給をしました。

てっぺーさん「金ならある」

十津川温泉まで残り4kmほどのところで何故かパイセンとダッシュ。キロ4'15くらいのペースで一気に昴の郷へ!!(めちゃくちゃ疲れたww)

11:31(04:11経過)
十津川温泉『昴の郷』へ到着!!


あまりの暑さに裸(笑)


民宿で作ってくれたお弁当を食べる♪

ゆっくりしてると、タカさんから通達が!!
道の駅ほんぐう15:08発のバスに乗らなければゴール後温泉に行けないとのこと。現在12:00。残り3時間で約12kmの山道を行かなければなりません。しかも小辺路、最後のラスボスである「果無峠」を越えなければなりません。これは厳しい!

というわけで早速用意して出発!!

《十津川温泉『昴の郷』〜果無峠〜八木尾バス停》



12:13(04:53経過)
柳本橋を渡って果無峠への登山道へ入って行きます。


ここからはA組、B組関係なく、各自のペースで行く事になりました。自然と3組のグループに別れます。


先頭グループ:パルさん、パイセン、ミッフィーさん(途中で最後尾グループへ)
中間グループ:イッチーさん、さきちゃん、オレ
最後尾グループ:タカさん、てっぺーさん

果無集落にはたくさんの水場があり、頭から水をかぶったりして熱中症を防ぎました。


てっぺーさんがかなり苦しそうで、待ったりしながら進んでいると、いつの間にやら先頭のグループとはどんどん離されてしまいました。あとで分かったことですが、パルさんは本宮大社まで行くことを目標にしていたので、パイセンと一緒にどんどん進んでいたようです。あの暑さの中、かなりのハイペースで登っていたそうです。すごい執念ですね。

観音堂(水場あり)

いつの間にやら後ろも2つのグループに別れ、オレはイッチーさんとさきちゃんと一緒に道の駅のバス(15:04発)に間に合うことを目標としました。観音堂が過ぎてからは急登が連続します。そして、

13:56(06:36経過)
果無峠へ到着。

展望なし(涙)

イッチーさんもかなりお疲れのよう

最後尾でエールを送っていたタカさんが到着!

てっぺーさんも頑張ってます!!

バスの出発時間まで残り約1時間。ここから一気に下って、ロードを走らなければなりません。とにかく前へ進むのみです。

途中で下りが極端に遅くなってしまっていたミッフィーさんと合流し、ここからは完全に中間グループと最後尾グループに別れ、最後まで会うことはありませんでした。

中間グループは何がなんでもバスの時間を目指します。さきちゃんを先頭にがんがん下っていきます。やはりウルトラランナー。足へのダメージは少ないようで、軽々と下っていきます。イッチーさんは熱中症に苦しみ、オレは膝の痛みに苦しみながら必死にさきちゃんを追いかけました。

14:52(07:32経過)
八木尾バス停のロードに出ました!!


《八木尾バス停〜道の駅奥熊野古道ほんぐう》



バスの出発時刻(15:08)まで残り16分。確かここから1kmほどだったはず。小走りでも十分間に合う計算ですが、念には念をということで急ぎます。

そして・・・

15:04(07:44経過)
道の駅奥熊野古道ほんぐうゴーーール!!

ぎりぎりセーフ!!

少し時間があったのでソフトクリーム購入♪

ちょうどその頃、先頭グループのパルさんとパイセンは本宮大社へ到着!(凄い!!)
最後尾グループのタカさん、てっぺーさん、ミッフィーさんは下山ルートを誤ってしまい、全然違うロードに出ていたようです(笑)しかしそこから猛烈な追い込みでロードを走り、バスには間に合いませんでしたが、無事に道の駅へ到着したようです。

《ゴール後》

川湯温泉で癒され

ホテルのロビーで軽く打ち上げw

紀伊田辺行きの最終バスで、

タカさんらと合流し酔っぱらい・・・

無事に特急で大阪まで帰りましたとさ(笑)

【あとがき】


昨年に続き2度目の坂好練習会の夏合宿。場所は全く同じ「熊野古道 小辺路」。昨年は4名だったのが今年は8名に!小辺路を1泊2日で走りきれるメンバーとこうして一緒に合宿に行けたことはほんとに幸せなことです。ただ、今年も本宮大社まで行く事ができませんでした。パルさんとパイセンは最後まで粘って本宮大社まで行けたことは凄いし、その精神は学ばなければなりません。しかしながら、8名の大所帯。それぞれがこうして最後まで無事にゴールできたことは本当に素晴らしい事だと思います。来年はそれぞれの目標を明確に定めて、本宮大社まで行く者、道の駅まで行く者、最終バスに間に合うよう行く者など、はっきりさせておくことが必要かもしれませんね。いずれにせよ今回企画してくれた隊長のタカさんには感謝しています。

ありがとう!タカさん(笑)


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