2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

大泉緑地12時間走 〜結果概要&レポ前編〜

大泉緑地12時間走 〜結果概要&レポ前編〜


ペーサー募集
結果報告
からの続きです

下に無駄に長いレポがあります^_^;
お時間のある方はゆっくりしていって下さいませませ♪(´ε` )

【結果概要】

《日程》

2018/09/22/Sat
START   0:21
FINISH 12:21

《天候》

☂️
平均気温24.8℃(最高気温28.9℃ 最低気温21.1℃)
降水量 計7.0mm 平均風速1.4m/s

《コース》

大泉緑地公園内外周
一周3.028km

《結果》

121.32km
(40周+0.2km)
avg.5'56/km

《10kラップペース》

ラップタイムラップペース
0-100:49:0304:54
10-200:47:0904:43
20-300:51:0505:07
30-400:58:0705:49
40-501:04:2706:27
50-601:01:2106:08
60-701:00:5706:06
70-801:04:5906:30
80-901:02:3606:16
90-1001:13:2207:20
100-1101:04:0106:24
110-1200:58:3805:52
120-1210:04:1504:15
〜5分半 5分半〜6分半 6分半〜


【レポ 前編】


はじめに

今回は(いつもそうかもしれないが)、その時その時の出来事を始め、思ったこと、考えた事なんかをだらだらと経過順に書き留めていこうと思います。中身はあるようで無いです(笑)なお、使用している画像は頂いたものです。この場を借りて御礼申し上げます。



▶︎スタートまで

仕事を終えるとコンビニで必要なものを買い込み、いつもの場所へと車を走らせる。
いつもの場所...そう、

大泉緑地だ。

先週もここでアフォみたいに走ったばかり。よく飽きもせず、同じところをアフォみたいにぐるぐると走る気になるなと自分でも思うが、これには理由がある。そう、

神宮だ。

残り1ヶ月ちょっと。日本代表がどうとか、世界がどうとかこうとか、正直よく分からない(もちろん世界で戦える力が自分にあるなどとは到底考えられない)。ただ、超ウルトラを好んで走っている身としては、神宮という24時間走国内最高峰のステージで自分の力を試してみたい、そして世界を舞台に戦っている選手とどこまで渡り合えるのか試してみたい。そんな気持ちが、また週末に超長距離を走らせる動機になっているのは確かだ。

現地に到着すると、車内で着替え、テーピングを貼り、ワセリンを念入りに肌に塗り込んでいく。スマホで天気予報を確認すると、これから朝まではしっかり雨が降るようだ。

そうこうしているうちに予定していた0:00には間に合わなくなり、スタート時間を20分ほど遅らせることにした。


正確には0:21



そして...



▶︎▶︎START → 6時間

0:21(00:00経過)
スタート!!

と言っても、薄暗い街灯に照らされた公園内をゆっくりと走り出しただけだ。沿道の声援もなければ、誰かが1周ごとにエイドを開いて待っていてくれるわけでもない。聞こえるのは自分の足音と道路を走る車の走行音のみだ。もちろんこんな状況は何度も経験している。走りながら「何が自分をこうさせるのか」と考えてみるも、いつの間にやらそんな思考は暗闇に吸い込まれてしまい、気づけば「何キロ走ったらご褒美のまるごとバナナ(チョコ味だ!)を食べようか」という事で頭の中がいっぱいになっていた。

0-10km
avg.4'54/km



5'10くらいの感覚だったが、涼しさとテンションの高さから5分を切ってしまっている。まずいな。予定では5'15で入るつもりだったから少し心配になるも、まぁ12時間で終わるし大丈夫やろうとよく分からない根拠で自分を納得させる。

4周(約12km)走ったところで補給のため駐車場に向かう。補給食や着替え等は全て車のトランクに入れている(過去に路上に置いていて全て盗まれた経験がある)。ロスタイムが発生するが一人でやる以上こればかりは仕方がない。

補給を終えると、流れるプールの中に戻るようにコース上へと足を踏み入れる。不思議なもんだ。足が軽いと、その流れ(もちろんそんなものはない)に身をまかせるだけで自然とペースが戻る。

ひゃっほーーい

...

叫んだところで何も起こらない。野良猫が不思議そうな顔でこちらをちらっと見たくらいだ。

10-20km
avg.4'43/km



マジか。止まった時間もあるので平均キロ5を切れてたらええなぁくらいだったから驚いた。いくら涼しいとはいえ湿度は高い。この時期にしては完全にオーバーペース。小雨が降り出したのもちょうどこの頃からだっただろうか。


20-30km
avg.5'07/km



かなり落としたつもりだったがそれでも予定より全然速い。30kmジョグとしてはええ練習やなぁなんて考えながらも、最後まで足が持つだろうかという不安に駆られる。

ザーーーー☂️

目も開けてられない激しい雨でペースが落ちる。夜中に豪雨と格闘している自分が笑えるやら情けないやら。でもそれが楽しい。←だいぶヤバいな

30-40km 
avg.5'48/km



フル通過が3時間36分くらい

超ウルトラを走るときは、フルまでの調子でその後の走りが分かるような気がする。この時の感覚は100点満点中65点くらいか(結構ダメな方)。

寝てない状態で走り始めたせいか軽く眠気が襲う。その眠気が走るペースに影響を与える。ここで諦めたらアフォや!!眠気を覚ますため、salomonの腰ベルトを装着し、スマフォを忍ばせミュージックスタート(イヤフォンではない)!!普段は音楽を聴きながら走らないから凄く新鮮だ。ミスチルの口笛が妙に沁みる。よしよし。音楽のおかげでめっちゃ走れるかも?!

しかし、そんな淡い期待もすぐに海の藻屑と消えることになる。


はうあっ!!

普段つけない腰ベルトのせいか、下腹部がガンガンに刺激され、猛烈な便意が襲ってきた。やベェェ。トイレまで間に合わない。焦る。雨をかき分けトイレへ急ぐも...

あり?

これ、出てる?!

なんかコロコロしたのがパンツの中にあるんですけど?!
※結果的にアレではなかった(←マジです)

急いで替えのウエアを取りに戻ってトイレへ急ぐ。パンツを確認するも大丈夫。一応社会人としての面目は保てた。あのコロコロの正体はテーピングだった。雨でぐしょぐしょになったせいで外れて丸まっていただけだ。(いや、信じて下さい。アレは漏らしてません。)

この深夜のドタバタ劇でかなりの時間を使ってしまったが、焦らず冷静に対処する。ワセリンを念入りに塗り直し、補給をしっかり行って、再出発する。大丈夫。遅れは後で取り戻せる。

ほんまか?!

40-50km
avg.6'27/km



案の定10kmを1時間以上使ってしまったが、ロスタイムを最低限に抑えられたはずだ。いつもならモチベーションが下がってどんどん失速の道を辿っていくが、今回は不思議と冷静だった。いや心のゆとりがあった。超ウルトラではこのゆとりがあるかどうかでその後の走りが大きく変わってくるように思う。

50-60km
avg.6'08/km



この頃からペースを全く見なくなっていた。ペースに一喜一憂していると精神的にかなり疲弊してしまう。万が一、体感とは裏腹に遅いペースになっていれば、それだけで失速の要因となりかねない。補給はしっかりする。走るときはできるだけしっかり走ろう!そうすれば自ずとペースを保てるはず!!

理想では平均5'30で走っていたかったが、ピットイン(補給)回数が増えたことと倦怠感(簡単に言えば飽き)がペースに影響を与えていた。

6時間経過時点で65km

散歩者が1人、2人とコース上に現れ始める。すると、みるみるうちに空の色が明るくなっていく。

朝だ!とにかく朝が来たんだ!

60-70km
avg.6'05/km




残り6時間

次回から名(迷?)ペーサーが続々と登場します!
乞うご期待♪


<<結果報告





コメント