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第17回 24時間リレーマラソン神戸大会 2017 〜レースレポート②〜
〜結果報告〜
〜大会概要〜
〜レースレポート①〜
からの続きです
▶︎▶︎6時間 → 12時間 18:00-0:00
《05:55:29 34周 61.2km avg.5'48/km》
6時間経過順位
17:55頃 (05:54:59経過)
33周
59.4kmを走破
6時間が経過。時刻は18時。灼熱の太陽も少しずつ傾き、コース上には日陰ができるエリアも現れ始めた。それでも昼の間に蓄積された太陽の熱がアスファルト上に依然居座り続けている。相変わらず少しでも暑さ対策を怠れば熱中症になりかねない。1周ごとに必ず水やお茶をコップ一杯摂取するようにした。
ここまでほぼキロ6を保てている。一時的に暑さによる危ないシーンがあったものの疲労感は今のところ感じていない。むしろ体感的に涼しくなったことで昼間よりも快適に走れている。かなりの水分を摂っているのでお腹を壊す心配があった。そこで胃腸薬を無造作に口へ放り込んだ。しばらくすると…
はうあっ
トイレに駆け込む。2回も流さなければならないほどの大漁祭り。スッキリ爽快。軽量化にも成功したことで固形物がスルスルと入った。どうも自分の場合しっかり食べるとその分だけ走れるような気がする。まるでガソリンを食う旧式の車のようだ。身体に蓄えられたエネルギーを使いながら走る最新のハイブリッドカーのような走りはできない。
沿道に見たことのある顔を発見。
市坪さん!!
ホントに来てくれたんですか!!
シュピ殿「ひゃっほーーい!!」
きたぁぁぁああああああ
暗くなると突然現れる男。それがシュピ殿。なんと昨年に引き続き今年も応援に来てくれた。シュピ殿の明るい顔を見るとイヤでも元気が出てくる。大量の荷物を持参していたので、聞いてみるとレースが終わるまで応援してくれるとのこと。これは頑張らなくては!シュピ殿は最後まで大きな声で声援を送り続けてくれた。そして炭酸水やノンアルなども買い出しに行ってくれたりと本当にお世話になった。
完全に日が沈むと一気に気温が低くなったような気がした。それと同時に走るペースも若干上がり始める。抑えなくては!と頭では分かっていても涼しい時間帯に距離を稼いでおいたほうがいいのでは?という声も聞こえてくる。ただ、日が昇り始めるといくら足を残していても走れないような灼熱地獄が待っていることは昨年の経験から知っていたので、自重しながらもペースは予定よりも少し上げた。
12時間経過したらモンスターを飲むことをフッキーに伝えた。これを餌にぐるぐると周回を重ねる。よく「24時間も何を考えながら走ってるの?」と聞かれることがある(実際に走ってる時に聞かれた)。本当は何か哲学的なこととか政治的なことでも考えられたら格好がつくのだが、実際はものすごく現実的。というか超ちっちゃいこと。
例えば…
「あと1時間したら茶漬けを食べよう」
「あと3周したらコーヒーとシュークリームでお茶タイム♪」
「トイレで2分ロスしたからこの1周は頑張らんと」
「うわ!しんきっつぁん!夜も走ってる!今年はめっちゃ頑張ってますやん!!」
など。レース以外のことはほとんど考えなかったような気がする。
そしてようやく12時間が経過しようとしていた。
23:50頃 (11:50:28経過)
66周
118.8kmを走破
残り12時間
レースレポート③へつづく
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