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6/25(日)
1:50 (05:50経過)
60km地点を通過
心肺、足ともに、すでに60kmも走ったとは思えないほど疲労感が無かった。残り100km。このままいけたらほんまに16時間を切れちゃったりして。なんて甘い考えがこの頃あたまの中を占めつくしていた。
こう書くと調子にノってるかと思われるかもしれないが、長い距離長い時間を走る上で良い意味で勘違いすることはとても大切なことのように思う。その時ポジティブかネガティブかでその後の走りに確実に影響が出る。もちろん勘違いし過ぎて実力以上のことをするのは絶対にダメだが(汗)
ごーーーーーーー
2時を過ぎた頃だったと思う。豪雨。キャップを被っていなければ目もあけてられないほどの勢い。大きな水たまりがコース上にでき、時折そこに足を突っ込んで「はうあっ!」となる。大会でもないのに俺は何をしてんねん。そう考えると可笑しくて笑えてきた。雨の音にも負けないほどの大声で笑った。
はっはっはっはっは!!
1:50 (05:50経過)
60km地点を通過
心肺、足ともに、すでに60kmも走ったとは思えないほど疲労感が無かった。残り100km。このままいけたらほんまに16時間を切れちゃったりして。なんて甘い考えがこの頃あたまの中を占めつくしていた。
こう書くと調子にノってるかと思われるかもしれないが、長い距離長い時間を走る上で良い意味で勘違いすることはとても大切なことのように思う。その時ポジティブかネガティブかでその後の走りに確実に影響が出る。もちろん勘違いし過ぎて実力以上のことをするのは絶対にダメだが(汗)
ごーーーーーーー
2時を過ぎた頃だったと思う。豪雨。キャップを被っていなければ目もあけてられないほどの勢い。大きな水たまりがコース上にでき、時折そこに足を突っ込んで「はうあっ!」となる。大会でもないのに俺は何をしてんねん。そう考えると可笑しくて笑えてきた。雨の音にも負けないほどの大声で笑った。
はっはっはっはっは!!
レーズンロールパン3個とバナナ1本を走りながら食べる。手に持っている間にパンがびしょびしょに濡れて全く別の食べ物に変わり果ててしまった。ゴホゲホっ!咽せ返りながらも残さずしっかりと食べる。
そうそう、こんなこともあった。ドリンク補給するためにサロモンのソフトフラスクを開けようにも手が濡れて全く開かない。格闘。ようやく開いたので時計を見ると2分近くも無駄にしてしまっていた。あぁせっかくの貯金が(涙)
▶︎▶︎80km → 100km 1:59:44 (Avg.5'59/km)
3:50 (07:50経過)
80km地点を通過
雨が緩み始めると空がうっすらと青みががってきた。ひとり、またひとりとコース上に散歩する年配の方がポツポツと歩いている。チョコの溶けかかったエンゼルパイを2個頬張りながら黙々と走り続けた。その時だった。
なんと早朝にも関わらずブログを見て応援に駆けつけてくれたのだ。あまりの嬉しさにテンションが上がりペースアップ。でもすぐに自制。まだ半分。おしゃべりしながらキロ5'55くらいのペースでラックちゃんに引っ張ってもらう。
そして事件は起こった。
90km地点で『イチゴクリームサンドとカフェオレ』を楽しみにしながらクーラーボックスを開けた。
用意していた食べ物と飲み物、そして防寒着の着替えが全て盗まれている!!この時いなかったラックちゃんのイタズラか?!と一瞬疑うも、彼みたいなジェントルメンがそんなことするはずがない。よく見るとソフトフラスクやヘッドラなんかはそのままだ。やられた!ホームレスによる犯行?!もちろんコース上に放置していた自分が悪いが、今は160km走る上で食糧は何よりも大切な命の源。
ちょうどラックちゃんが来てくれていたので買い出しを頼んで事無きを得たが、自分ひとりだったらどうだっただろう。コンビニまで買い出しに行くロスタイムを考えただけでウンザリする。しかし、このアクシデントによって綿密に計算していた補給計画が完全に狂ってしまった。
補給計画について
今回は補給についても実験したかったのでジェルを使わず(ジェルではいつもエネルギー切れを起こしているように思う)、メインの食料として以下のものを用意していました。
・自家製ハイポトニック飲料(CCDドリンク・アミノ酸・電解質を配合)
・菓子パン類
注意していたことは…
1. 飲み物は自家製ドリンク・水をメインにして、炭酸やジュースはできる限り飲まない。
2. 気分に関係なくおよそ20kmごとに一定量の食糧を必ず食べるようにする。
事件の起こる90kmまではプログラムをインプットされたロボットのように当初の計画通り補給できていました。しかし、この事件を機に食べる量が極端に減り、差し入れで頂いたジュースなどの甘い飲み物を頻繁に飲むようになってしまいました。完全に補給計画が狂ったわけです。ラスト20kmで足が止まってしまったのはこの影響によるものが大きいと思っています。
全てが終わった今だからこそ冷静に分析できますが、この時はそこまで致命傷になるとは考えていませんでした。簡単に言えば「まぁあと60kmか。なんとか勢いでいけるんじゃね?!」と甘く見ていました。
5:50 (09:50経過)
100km地点を通過
考察編その③へつづく
ラックちゃん「きちゃった❤️」
そして事件は起こった。
90km地点で『イチゴクリームサンドとカフェオレ』を楽しみにしながらクーラーボックスを開けた。
ん?!
ない!!
はうあっ!!
用意していた食べ物と飲み物、そして防寒着の着替えが全て盗まれている!!この時いなかったラックちゃんのイタズラか?!と一瞬疑うも、彼みたいなジェントルメンがそんなことするはずがない。よく見るとソフトフラスクやヘッドラなんかはそのままだ。やられた!ホームレスによる犯行?!もちろんコース上に放置していた自分が悪いが、今は160km走る上で食糧は何よりも大切な命の源。
『取らないで!』って書いておけばよかった
ちょうどラックちゃんが来てくれていたので買い出しを頼んで事無きを得たが、自分ひとりだったらどうだっただろう。コンビニまで買い出しに行くロスタイムを考えただけでウンザリする。しかし、このアクシデントによって綿密に計算していた補給計画が完全に狂ってしまった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
補給計画について
今回は補給についても実験したかったのでジェルを使わず(ジェルではいつもエネルギー切れを起こしているように思う)、メインの食料として以下のものを用意していました。
・自家製ハイポトニック飲料(CCDドリンク・アミノ酸・電解質を配合)
・菓子パン類
注意していたことは…
1. 飲み物は自家製ドリンク・水をメインにして、炭酸やジュースはできる限り飲まない。
2. 気分に関係なくおよそ20kmごとに一定量の食糧を必ず食べるようにする。
事件の起こる90kmまではプログラムをインプットされたロボットのように当初の計画通り補給できていました。しかし、この事件を機に食べる量が極端に減り、差し入れで頂いたジュースなどの甘い飲み物を頻繁に飲むようになってしまいました。完全に補給計画が狂ったわけです。ラスト20kmで足が止まってしまったのはこの影響によるものが大きいと思っています。
全てが終わった今だからこそ冷静に分析できますが、この時はそこまで致命傷になるとは考えていませんでした。簡単に言えば「まぁあと60kmか。なんとか勢いでいけるんじゃね?!」と甘く見ていました。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
パルさん「お!なんかやってんの?!偶然やなぁ。」
パイセン「暇人ですねー(笑)」
5:50 (09:50経過)
100km地点を通過
考察編その③へつづく
コメント
ただずっと飲んでると味が飽きて来るのでそこがつらいところ(涙)