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2017 彩の国100マイル 初めての関門アウト②
結果報告
今の気持ち
大会概要
初めての関門アウト①
からの続きです
背負っていたザックをおろして篭っていた熱を解放してみると、身体の内側から溶鉱炉のようにドロドロとした熱が溢れ出るのを感じないわけにはいかなかった。この調子だとほんまにヤバイな。水切れが怖いので残っていた水をちびちび飲みながら下った。
しかしロードに出る頃には完全に水もなくなってしまう。考えることといえば一刻も早く頭から水を被ることだけ。すると運よく川があったのでコースから外れて水を浴びに川へ降りた。頭、腕、足などにしっかりかけて冷却した。
しかしもう一度遮るもののない灼熱のロードに出ると、あっという間に熱が蓄積し始め、走ることさえもできなくなってしまった。ヤバい。マジで熱中症かも。
水が欲しい…
道路脇に自販機を発見するも小銭を忘れたことに気づく。マジか?!こんな時に限って…段々と怖くなってきた。その時、民家の軒先におじいさんとおばあさんがいるのが目に入った。もう形振りかまっていられない。
ほんまにすんません!
お水を頂けませんか?!(懇願)
お水を頂けませんか?!(懇願)
必死の形相に驚いたのか、唐突な関西弁に驚いたのかおじいさんとおばあさんはまん丸と開いた目でこちらを見ている。が、すぐに状況を悟って「これ飲めるから飲んでいき!」と玄関口にある蛇口をひねらせてもらえた。ジャバジャバシャバ…まさに命の水。おじいさんが来ていた白い肌着がなんとも涼しげだったのを今でも覚えている。何度もお礼を言って再出発。冷たい水道水で喉を潤すと徐々に走ることができるようになった。
14:33 (07:33経過)
12位
51.1km地点
ニューサンピア埼玉おごせにIN
12番手でNorth Stageを終えた。もちろんこの時は順位など把握もしていなけれは気にもしていない。一刻も早く回復してSouth Stageに備えなければ!という一心でゲートをくぐった。
※この時、コンディションを考えるともうやめといたほうがいいのでは?という考え方も頭にちらついていた。
到着時は暑さで完全にグロッキー状態だったがエイドの方と話していると自然と元気になってきた。不思議と食欲も出てきた。カレーを頂く。
そしてここで痛恨のアフォをしてしまう。気分を変えようとクーラーボックスに入ったノンアルコールビールを手にとった。冷えてなかったので、奥にあったキンキンに冷えた別のものを勧められ、それを一気に飲み干す。
酔っ払ったせいか、先程までDNFも視野に入れていたはずの自制心が一気に崩壊し、幸か不幸か「よっしゃー2周目行くでー!」と調子に乗って叫んでいたように思う。そう。アルコールの力でSouth Stageへ行く決心をしたのだ。なんとも情けない話だ。
軽く酔っ払ったまま体育館へ。体育館内には完全にダウンしているランナーやらテキパキと準備をしているランナー、果敢に出発していくランナーの姿があった。とりあえず次の周回に備えてジェルなどの装備をザックに詰める。しかしすぐに出発できるほどの体調ではなかった。身体に熱がこもっている。ナニコレ!?アツっ!脚を触ると信じられないほどの熱を感じた。
休息をとるなど当初の予定には全くなかったが、いくらなんでも今の状態で灼熱の太陽の下へでるのは危険だ。明らかに身体が警告を発しているの分かった。壁にかかった時計を見ると現在時刻は14:45くらい。15:00まで。うん。15:00になったら出発しよう。そう言い聞かせて横になった。
初めて関門アウト③へつづく
※この時、コンディションを考えるともうやめといたほうがいいのでは?という考え方も頭にちらついていた。
到着時は暑さで完全にグロッキー状態だったがエイドの方と話していると自然と元気になってきた。不思議と食欲も出てきた。カレーを頂く。
うまぁぁぁぁああ!!
思わず3杯食べちゃった( ´∀`)
そしてここで痛恨のアフォをしてしまう。気分を変えようとクーラーボックスに入ったノンアルコールビールを手にとった。冷えてなかったので、奥にあったキンキンに冷えた別のものを勧められ、それを一気に飲み干す。
クゥゥゥゥゥーーーッッッッ!!
うんめぇぇぇ!!
ん?ちょ待てよ
ノンアルってこんなうまかったっけ?
しばらくすると…
うぃ~(酔)
ぐへへ~(酔)
やたら口数が多くなりエイドの方に絡み始める…
ひょっとして…
空き缶を確認してみる…
おもいっきりアルコール入ってますや〜ん!!
通りで美味かったけわけだ(笑)
酔っ払ったせいか、先程までDNFも視野に入れていたはずの自制心が一気に崩壊し、幸か不幸か「よっしゃー2周目行くでー!」と調子に乗って叫んでいたように思う。そう。アルコールの力でSouth Stageへ行く決心をしたのだ。なんとも情けない話だ。
軽く酔っ払ったまま体育館へ。体育館内には完全にダウンしているランナーやらテキパキと準備をしているランナー、果敢に出発していくランナーの姿があった。とりあえず次の周回に備えてジェルなどの装備をザックに詰める。しかしすぐに出発できるほどの体調ではなかった。身体に熱がこもっている。ナニコレ!?アツっ!脚を触ると信じられないほどの熱を感じた。
休息をとるなど当初の予定には全くなかったが、いくらなんでも今の状態で灼熱の太陽の下へでるのは危険だ。明らかに身体が警告を発しているの分かった。壁にかかった時計を見ると現在時刻は14:45くらい。15:00まで。うん。15:00になったら出発しよう。そう言い聞かせて横になった。
初めて関門アウト③へつづく
コメント
この回は辛いの分かっているのに笑ってしまった(*ノωノ)
めっちゃおもろい
やっぱりビールは関係なく疲れたまり過ぎでわ
笑ってもらえて埼玉まで行った甲斐があった(笑)
えー無かったんすか?!それは申し訳ない!!
今度カレー(お肉たっぷり)奢るので許して下さい笑
大いに笑ってやって下さい♪( ´θ`)ノ
ですよね。。ZEROって書いてたんで迷いはなかったです。
糖質ZEROの意味でした・・・
そうですね。ビールは関係なく普通に実力不足でした〜。
おんたけまでにしっかり調整します!
読みながら、ええっ!って声出しましたよ(^^;;
RYOさんやったらおじいさんとおばあさん、快く水飲んでおくれって思ったんじゃないですか(o^^o)
昔、武尊走ったとき終盤水切れであろうことか他のカテゴリーを走っていた方に 水もらえませんかあ(涙)
ってもらったことがあります(^^;;
takeさんでもそんな時あったんですね!武尊だとほんまに山奥って感じでしょうから水切れになるとかなり切羽詰まりそう((((;゚Д゚)))))))