2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

【実験】大泉緑地100マイル走 〜考察編 その③〜

【実験】大泉緑地100マイル走 〜考察編 その③〜


更新がかな〜り遅くなっちゃいました!もう誰も興味ないかもしれませんけど(笑)

月日は2ヶ月ほど遡り6月の下旬。おんたけ100マイルのために大泉緑地をレースペースで100マイル走るという実験です。残り60kmの模様をお届けします♪
からの続きです

▶︎▶︎100km → 120km  2:03:18 (Avg.6'10/km)

5:50 (09:50経過)
100km地点を通過

ちょうど100kmサブテンペース。夜間の大雨で一時はどうなるかと思ったが、ここまで自分でも驚くほどの一定ペースで走れていた。また、さらに驚くことには、100キロ走ってきたとは思えないほど呼吸の乱れは一切なく、足は若干の重みは伴うもののキロ6を刻むのがさほど困難ではなかった。

応援に来てくれたパルさんやパイセンのラントークをBGMにしながら走り続ける。パルさん曰くミフィオが9時頃応援に来てくれるそうだ。ヤツにはカッコ悪い姿は見せれないな。それまではしっかり走り続けよう。そう思った。

あれ?!

周回ごとのペースが少しずつ遅れ始める。今まで通りの感じで走っているのにペースが崩れている。身体は正直だ。自分の燃費の悪さを呪う。




▶︎▶︎120km → 140km 2:02:40 (Avg.6'08/km)


7:53 (11:53経過)
120km地点を通過

20kmラップが初めてキロ6分を超えてしまった。おそらく補給等で立ち止まる回数が増えたことと若干の足の重みによるペースダウンが原因なのだろう。トータルで見るとまだ平均キロ6以内なのでそれほど焦りはしなかったが、いつものようにこのまま失速していく悪いイメージが頭の隅にじわじわと現れ始めた。

しかし、そんなことを忘れさせてくれるかのように次々と知り合いのランナーが駆けつけてくれた。

フッキー「まだ走ってる(笑)はい!差し入れ!」


おとっつぁん「腰痛めてるねーん(とか言いながら爆走)」


ミフィオ「お粥に、豆腐に、素麺もあるから好きなもん食べ!!」


キャマさん「頑張ってください!」


自分ひとりだったらどうなっていただろう。そのままじりじりと失速して海の藻屑となっていたかもしれない。

でもそうはならなかった。

応援に来てくれた方々の存在だ。ただブログで告知しただけの超個人的な企画である。しかもおっさんがひとり公園をぐるぐる回っているだけで何の面白味もない。それなのに…

関東にいるいつホノっちもLINEをくれた。

そう考えると不思議な力が身体の内側から沸き起こってきた。しっかりしろ!



▶︎▶︎140km → FINISH(160km) 2:32:10 (Avg.7'37/km)

9:56 (13:56経過)
140km地点を通過

何とかラップタイムをキロ6ちょいに戻す。まだトータルで平均キロ6を切っている。約4分の貯金だ。もしかしたらほんとに16時間切りができるかもしれない。そんな淡い夢も脳裏をよぎった。

でもダメだった。足が止まってしまう。完全に補給ミスだ。根拠はないがこれは確信できた。もちろん走力やメンタル面にも原因があるのは否めない。でもきちんと補給をし続けていればここまで足は止まらなかったと今は信じている。

自分の場合、超ウルトラを一定ペースで走り続けるには「食べたいから食べる」とか「飲みたいから飲む」という気分気ままで補給してはダメだ。一定ペースで走り続けるなら一定ペースで補給もしなければならないように思う。


S島さん「いつもブログ見ています!頑張って下さい!」


タカさん「りょー!一緒に走るでー!!」

結局最後はいつものようにボロボロになって情けない走りになってしまった。それでも最後まで続けられたのは応援してくれた方の存在。また雨が降り始めるもラスト10kmはみんなで一緒に走ってもらえた。


そして…


FINISH!!
100マイル
160km
大泉緑地53周+1km
16時間28分10秒 
avg.6'11/km

※使用した写真は応援に来てくれた方から頂いたものです。ありがとうございました。

【最後に】


最後までお読みいただきありがとうございました!

この実験の目的は簡単に言うと「余力を残してのキロ6の100マイルペース走」です。結果として、実験結果・数値編で述べた通り、初めからペースを抑えて16時間台(Ave.6'00-6'22)でフィニッシュするという点に関しては無事に達成することができましたが、"余力を残して"という点に関しては失敗と言えるかもしれません( ̄▽ ̄;)

失敗理由としては補給ミスが大きいように思います。しかしこの失敗や160kmにも及ぶペース走を通して、超ウルトラを攻略する何かしらの兆し(今まで体験しなかったようなもの)を得たような気もします。今後のレースでそれを生かすことでどのような結果になるか楽しみな反面、自分に課したプレッシャーで少し不安になっているのも事実です。

最後に、多くの方に応援やサポート・ペーサーをして頂けたことをこの場をお借りして改めて感謝したいと思います。




ずるずるぅ
ありがとうございました!!




【実験】大泉緑地100マイル走
全6編






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