第2回単独！アワイチランニング！！その⑦ 〜編集後記〜

【編集後記】

もう2週間近く前のことなのにセコセコと回想し続けている自分がなんとなく恥ずかしい今日この頃です(笑)もはや走ることとブログを書くことがセットになりつつあります。ブログを書くために走るのか、走るためにブログを書くのか。『鶏が先か卵が先か』みたいな感じになりそうなのでこの追求はやめておきます(^^;)

アワイチの速報を見てわざわざ遠方まで応援に駆けつけてくれたのり天ちゃんや類パパさんファミリー、メッセージを下さった方々、そして「あーアフォがまたアフォなことしてんなー」と少しでも気にかけてくださった方(これに関しては推測ですけど)に改めて感謝したいと思います。あ、誰とは言いませんが全てが終わった後に記事を見たという方も含めて(笑)

『単独！』などと調子こいたタイトルにしましたが、結局周りの方々に支えられて最後まで走りきれたんだなぁと思います。大会でもなんでもない勝手にやってることだからこそそれを痛感しました。何の宣言もせずコソコソとやっていたら、今回ばかりは早い段階で辞めていたかもしれません。

実験と結果

さて、いよいよ小江戸大江戸まで1週間を切りました！初出場なので200k(204キロ)という部門に出ます。【まえがき】でも書きましたが、今回のアワイチはこの小江戸大江戸の予行演習という気持ちで走りました。キロ6でどこまでいけるか、やってくる不調をどう乗り越えられるかということの実験です。以下実験内容とその結果です。

①どういうタイミングで不調がやってくるのか
はっきりとした原因やキッカケについてはコレだ！というものが見つかったわけではありません。今回のアワイチや今までの経験を考慮してみると『思い通りにいかなくなった時』に不調が訪れているように思います。今回のアワイチを例にとってみると手袋が水で濡れて使えなくなった時です。また、タイムが少しでも遅くなると当初考えていたよりも力不足なことに自己嫌悪してしまいそれがまたタイムに響いて…という悪循環を招いているように思います。自分が思っている以上に小さなアクシデントやちょっとした障害に対して敏感になり過ぎているのかもしれません。

②乗り越えるにはどうすればよいか
とはいえ、長時間走り続けるわけですから思い通りにならない時は必ずやってくるでしょう。そういった時にどうするか。今回のアワイチを事例にしてみると、フル手前から夜明けの60km地点くらいの20kmはその不調に抗おうと躍起になり過ぎて上記で書いたような悪循環に陥っていたように思います。しかし夜明けとともに不調を受け入れたあたりからもう一度ペースを戻すことができました。長丁場ですから『無理せず歩く』ことの必要性を感じました。その後しっかり走ればトータルで見た時に速くなるように思います。実際に10km、もしくは5kmしっかり走って歩くなどうまく心身をコントロールすることで大きな失速は防げたように思います。不調と真っ向から対峙するのではなく『和解する』といったところでしょうか。

③どういう周期でやってくるか

当たり前の話ですがロボットではないので不調を予期したり明確な周期を知ることはできません。ただ、周期は分からないものの、データから自分の走りを見直すことはできそうです。上の画像は10kmごとのラップタイムをグラフにしたものです。全行程の中で30km後半から80kmまでがうまく走れなかった不調区間です。こんなに早くやってくると思ってもいませんでしたから、自分の不調を受け入れられずずっと抗っていた区間ですね。辞めたい気持ちも高まっていたので不調に拍車をかけていたように思います。しかし、80km以降から130kmは積極的に歩くことを取り入れたにも関わらずキロ6分半に戻せています。これは走る時はしっかり走る。歩く時は歩く。ということを明確にした方がだらだら無理して走り続けるよりは速いという結果です。特に100〜110kmは峠越えの登りをほぼ全て歩きました。しかしその後の下りや平坦な道をしっかり走れているので大きなタイムロスをしていません。(130〜140kmはコンビニでの大休憩を挟んだので落ち込んでいます。)

最後に

これまでそれなりにロングの数を重ねてきたつもりです。だから正直なところ「80kmくらいまで何の苦もなく走れるんじゃないか」と高を括っていたところがあります。しかし結果的にフルにも満たない距離でメンタルがやられて失速するという自分でも信じがたい弱さが露呈しました。これじゃあ自分が思い描く超ウルトラ構想を実現するのはそう簡単にはいかなさそうです。

ん？！

超ウルトラ構想ってなんだ？？

第2回単独！アワイチランニング！！

全8編