2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

千羽海崖トレイルランニングレースDNS


楽しみにしていた千羽海崖トレイルランニングレースをDNSしました(涙)

理由は悪天候。レース当日の1/24(日)から翌日にかけて40年に一度と言われるほどの大寒波が西日本に襲来。前日に同行するいつものトリオで話し合った結果、路面凍結や積雪による道路状況を考えると危険と判断し、DNSを決断。

こう書くとすんなりDNSを決断したように感じますが実際は違います。パルさんやミフィさんは早々にDNSを決めていた(もちろん苦渋の決断だったと思います)ようですが、

実は、自分はDNSをなかなか決断できませんでした

テレビの天気予報では『普段雪の降らない地域でも路面凍結や積雪の危険性があるので、無理な外出は控えてください』などと仕切りに伝えています。しかし大会が開催されるのは四国でも南側に位置する徳島県日和佐という地域。昨年のレースに出た時には冬とは思えないほどのぽかぽかした気候だったので、いくら40年に一度の大寒波が襲来したとはいえ、にわかに信じがたい。

2015年(昨年)のレース

大会HPをのぞいてみると前日の18時に『天気予報を確認の上、大会を開催するか否かの判断をする』と出ています。当日に行くのは深夜に車を走らせることになるので積雪や路面凍結の危険性があります。それを考慮すると前泊する必要があったので念のため急遽宿をおさえておきました。(結果的には宿はキャンセルしましたが、民宿の方のご配慮でキャンセル料が発生しなかったことは感謝です。)しかしそれでレースに出れたとはいえ今度はレース後の帰りが危険です。

こういう状況のなかミヒハウスに3人で集まり話し合うことになりました。ちょうど時刻は18時。大会HPを確認すると『予定通り大会は開催されます』とのこと。ここでDNSするか否かの判断に迫られました。ここでこのブログの始めの書き出しに戻ります。

交通手段は現状では車しかないので、万が一追突事故などがあれば同乗者を怪我させてしまう危険性もあります。ですのでパルさんやミフィさんは運転者の自分を気遣って「私たちはDNSするよ」と言ってくれました。では残された選択肢は、

一人で強行するかDNSするか

ここが一番苦しみました。千羽は本当に楽しみにしていたレースで一年前の記憶が走馬灯のようによみがえりました。ちなみに1年前のブログはこちら。コースの楽しさはもちろん、あれからどれだけ山を走れるようになったか試してみたいという気持ちが強かったですね。なので、ぎりぎりまで本当は一人でも行く気持ちでしたが、突然

レースはこれだけじゃない

という考えが浮かびました。無理して危険をおかしてまで行くほどではないかなと。楽しみにしていたとはいえ、このレースに全てを賭けていたほどの気持ちではない。これが決め手でした。こう考えてみるとDNSすることを自分でも不思議なほどあっさり決断できましたね(笑)

結果的にはレースが行われた日和佐では積雪等はなかったようですが、行き帰りの道中(徳島市内)が雪道になっていてスリップ事故なども起こっていたようです。結果はどうであれ今回のDNSの決断は正しかったのではないかと自分では納得しています。パルさんやミフィさんがいなければ冷静な判断ができず強行していたかもしれないので本当に感謝ですね。

さてDNSを決断した翌日はヒマになったので、トリオで近場の山へ。スノートレイルを27kmほど。累積標高は1600mと意外にハードな山行を楽しめました。その時の詳細はパルさんのブログをご覧ください。以下にリンクを貼っています。





コメント

ぬらりひょんパル彦 さんの投稿…
松岡修造が日本を離れた為、大寒波が襲ってきたと思われる。
……等と言われているけど、松岡修造に罪はない。
天候だけは何とも出来ないからねぇ。
今考えると最初にミフィさんが提案したバス&前泊なら問題なく行けたかもしれんねぇ。バスならチェーン巻くだろうし。
いずれにせよ今回のRyo君の判断には敬意を表するわ。おかげさんでスノートレイルを満喫できたよ。千羽はまた来年出ましょう。
ひゃっほい太郎 さんの投稿…
これはこれは。ぬらりひょん様、はじめまして。
なるほど、そうだったんですか。あの松岡修造氏のせいだったんですね。腹いせに松岡修造氏ポーズを考案しておきます。
いえいえ。これも全てぬらりひょん様の助言と承認のおかげです。レースではなく今度この千羽のコースを走ってみたいと思います。よかったらぜひ一緒に行きましょう!