2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

【雑記】部屋の掃除 その3

【雑記】部屋の掃除 その1
の続きです

本来の走りとはなんだろう

これだけ書くと「何を格好つけてるんだね。キミの走りなんて知ったこっちゃないんだよ。有益な情報でもあるのかと期待してきたら、なんだこの有様は。もう勝手にしたまえ。」と、いよいよ本当に親切な方までもが愛想を尽かしてしまうことでしょう。しかし、その親切な人にまでもあえて背を向けて文章をすすめます。最初に言った通りこれはただの雑記であり、あくまで個人の『部屋の片付け』です。ここには指南するようなことや有益なものなどは一切含まれておりません。

本来の自分の走り

これを考えるには、自分が走り始めた頃にまで遡る必要があります。そもそもなぜ走り始めたのか。きっかけは超個人的なことなのでここに書くことは控えます。とりあえず家の近所を走ってみたことを覚えています。もちろんランシューではなくスニーカーでした。家に帰ってから地図で走った道を確認してみると8kmほどでした。自分がまだ走れる事に感動したのを覚えています。それから少しずつ走っているうちに速くなりたい!という感情が芽生えてきました。また、それと同時に(それまで不摂生な生活をしてきましたから)身体の中から毒素が搾り取られる感覚が何とも新鮮でした。身体もそうですが、心の毒素までもが取り除かれ、本来の自分というものを取り戻したような感覚が得られることに夢中になりました。肉体を追い込むことで、心が解放されるというか、楽になるというか、今までとは違う別の自分になれるというか。走ることで心身ともにリセットされナチュラルな状態に持っていける。そう、これこそが本来の自分の走りなんだと考えています。

ですので、大会に出るためとか、記録を出すためとか、ダイエットのためとか、そういった明確な目標があって走り始めたわけではありません。走ってみると自分をナチュラルな状態へ持っていける。ただこれだけが気持ちよくて走っている状況でした。だから、当初は大会に全く出ませんでした。初めての大会が4月のダイトレ(大阪府チャレンジ登山大会)ですから、走り始めて半年以上経ってから大会に出たということになります。それは別に意図したものではなく、大会に出るという考え方自体が無かったというのが正直なところです。そもそも今のように大会で記録を出すとか、仲間と楽しく走る、ということは念頭にありませんでしたから。ここで注釈です。大会で記録を出すこと、仲間と楽しく走ることを否定しているわけでは一切ありません。むしろ、自分もそれらの素晴らしさを身をもって経験しています。

大会参加が増えることで、色々な方との出会いがあり、またそれによって様々な事へ挑戦してみたいという気持ちが湧き起こりました。一気に世界が広がったといっても過言ではありません。今、こうしてスパルタスロンを走ってみたいと思ったように。本当に感謝ですね。一人で走っていればウルトラの世界さえ知らないままだったでしょう。

しかし、世界が広がることでそれに夢中になってしまい本来の自分の走りというものを見失っていたことも事実です。大会参加や出会いを否定しているわけではありません。それによって得たことは自分の財産ですし、これからも大切にしていきたいと考えています。しかし、今のように大会ありきでの走り方では大会に左右され、本来の自分の走りを実現することが困難なように思えます。

スパルタスロン走ってみたいと思った
なぜだろう?
そもそも今走る必要があるのか?
本来の走りを取り戻したい

相変わらず非論理的で支離滅裂な展開ですが、少しだけ整理できたように思います。ようやく暗かった部屋の窓に光が射し始めたようです。

つづく

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