2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

第2回 FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき 2015


第2回 FAIRY TRAIL 

びわ湖高島トレイルランニング in くつき 2015


【概要】

《日程》
11/15(日)
5:00-6:00 当日受付 (前日受付もあります)
6:30レーススタート(制限時間9時間30分)

※当ブログの内容はロングコース(40km)に関する内容です。

《天候》
平均気温15.7℃(最高気温18.2℃ 最低気温14.0℃)
降水量 7.0mm
(滋賀県今津 気象庁ホームページ)

《コース》
約37km(公称は40km)
累積上昇高度 2404m 累積標高 (公称は約3000m)
累積下降高度 2463m
(EPSON SF-710にて計測)


大会HPより

《result》
5時間39分47秒
総合34位/出走者577人中

《装備》
〜ウエア〜
プリトビッツェM大会Tシャツ
ショートパンツ (Kalenji)
アンダー(finetrack スキンメッシュノースリーブ)
靴下 (drymax)
アームカバー(CW-X)
ゲイター(C3fit)
シューズ trailrock245(inov-8)
キャップ (ARC'TERYX)
ザック SJ ULTRA VEST 2.0(Ultimate Direction)
ポーチ QUANTUM(ultrAspire)
レインウエア パーサライトジャケット&パンツ(mont-bell)
ヘッドライト ギズモ(BlackDiamond)
シンプルハイドレーション
ボトル(Ultimate Direction)
ソフトフラスク250ml×1(salomon)
予備電池
救急セット
エマージェンシーシート(SOL)
熊鈴

〜食糧〜
shotz×5 →4つ使用
一本満足バー×1 → 不使用 
自作ジェル250mL×1(水・粉飴計120g・アミノ酸1袋・クエン酸・食塩) → ほぼ全て消費

《温泉》
朽木温泉てんくう ※一番会場から近いが混雑を恐れ今回は使用せず


【まえがき】

本当は前日からテント泊するつもりでしたが、予報は雨。木曽グレートトラバースに出た時に前日のテント泊で雨に降られてしまい、地獄のような撤収作業をしてレースに出た経験があるので、前泊をやめて、当日深夜に出発することにしました。場所は滋賀県なので大阪から深夜の高速を車で飛ばせば2時間ほどで行けます。ちなみに当ブログの超熱心な読者であれば、前泊をしないということからこう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

それでは週末連続テント泊記録が途絶えしまうのでは?!

はい。その通りです(笑)今回の前泊無しという事実から、10月の第1週より続いてきた週末連続テント記録が5回という記録で幕を閉じました。残念ですが仕方ありません。テントバカにはなりきれませんでした(笑)。応援してくれた皆様、ご期待に応えれず申し訳ありません。また機会があればこの記録を更新できるよう挑戦してみたいです。

また、今回は我らがミフィオの復帰レースでもあります。ミフィオは捻挫によるケガで1ヶ月以上休養を強いられ、楽しみにしていた村岡ダブルフルや氷ノ山、大阪マラソンを全てDNS。今回も足はまだ不調ですが、ようやくジョグ程度は走れるようになった状況。トレランするには無謀かもしれません。しかし…

もうDNSはイヤや!歩き倒してでも絶対に出る!

ミフィオの意志は固く、誰の意見にも耳を貸そうとはしません。それにそのキラキラ輝く瞳を見れば誰も彼をいや彼女を止めることはできなかったでしょう。ミフィオは一体どうなったのか?!その結果にも気をかけながら読んで頂ければと思います。


【11/15(日) レース当日】

《移動》
深夜2:30
ミヒハウスより出発です
ゲイターを忘れたので自宅まで一旦取りに帰りましたが正解!


近畿道、名神、R367を経由

4:30
大会臨時駐車場に到着。駐車するにはエントリー時に駐車券(1000円/1台)を申し込む必要があります。


助手席で着替えるミフィオ

まだ雨がしとしとと降っているので車内で朝食を食べながら準備。臨時駐車場からスタート会場までは無料シャトルバスが随時運行しています。

5:15頃の無料シャトルバスに乗る

座れた♪

5:20
スタート会場であるグリーンパーク想い出の森 体育館に到着です。


スタートゲートです

red bull の車!かっちょええ!

体育館内へ

受付完了!

トイレに行って戻ると人がいっぱい!

荷物を預けてウロウロしていると、モモさん発見!!坂好のナンバーワン美人ランナーです!!オーラが違いますね。今回はショートコース(18km)で出場ですが、一度も転けることなく上位で完走したらしい。これだけの美形の方が泥だらけになるのを密かに期待していた自分が恥ずかしいっす(笑)

モモさんと!!

すると、何やら迷彩柄を着たかっちょいい女性に声をかけられました。お?!もしや・・・

ピーちゃん!!

先日の古座川アドベンチャーに一緒のチームで出たピーちゃんです!なんだかアドベンチャーの時とは雰囲気が違います。臨戦態勢というか男前というか(笑)写真はSUPに乗ってパドルを漕いでるポーズです。分かりますでしょうか?(笑)ちなみにピーちゃんはゴール後も少しだけお話できましたが、あの泥だらけのコースを7時間台でフィニッシュしたようです!やはり只者では無かったんですね。またどこかの山でお会いしたいです♪

ミフィオとスタートゲートで

スタートまで残り15分ほど。雨が降り止まないので体育館で待機していると、何やら視線を感じます。10秒ほどお互いを見つめ合いました(笑)。あっ!大槻さん!!そうです。氷ノ山の時に別の方の仲間(猛者たち)と一緒に写真を撮ったのですが、その中に大槻さんがいらっしゃいました。後日FBで繋がらせてもらいました。大槻さんは氷ノ山で確か7位だったはず。めちゃくちゃ速いランナーです。フェアリートレイルではどこまで上位に行けるのか?!大槻さんのタイムが気になるところです。


スタート位置へ並びますが、雨は依然しとしとと降り続いています。ミフィオは久しぶりのレースでトレイルレースは2年ぶりとのことなのでかなり緊張気味(笑)。いつも岩のようにどしんと構えているミフィオがこれほどまでに緊張しているのは珍しいです。開会式が始まりました。鏑木さんプロデュースのレースとあってか前回優勝の大杉さんをはじめ有名選手が壇上に上がって紹介されていました。

原さんもメディカルとして参加されていました!

そして、その時がやってきました。


《スタート〜第1エイド(10km地点)》


6:30
プオーーーーーーーーーーーーーー
笛が鳴り響くなかスタートです!!


はじめの10kmはグリーンパーク想い出の森から第一エイドのある朽木スキー場まで。ロードや林道、トレイルが入りみだれるようなコースです。細かなアップダウンはありますが、全コース中で一番走りやすい場所です。

オグラス山吊橋

林道(ぶれすぎw)

上位を狙うならばここをしっかり走る必要がありますが、どうも「レースやでぇ!」ってほど闘争心が湧いてこない。ここ最近ロングを走りすぎて、前半抑えるクセがついてしまっているのでしょうか(汗)。まぁよく言えば、落ち着いて走っている。悪く言えば、サボっている。と言えるかもしれませんねw 

気持ちよく林道を走っていると、突然こんなトレイルがいきなり現れたりします。


ドロドロやないかぁぁぁあああい


安全のためにロープを張ってくれていますが、もはや滑り台(笑)。周りのランナーのおっさん同士がキャッキャ笑いながらヌルヌルゾーンを滑って行きました。いきなりこんな状況ではこの先の登山道はどうなっているのか…。まぁ実際は楽しみで仕方ありませんでしたが。

そういえば、どこだったが忘れましたがこの辺りで事件発生!!

ん?痛い!

あれ、、痛い・・・

痛ぁぁぁぁぁああああああ

なんじゃぁぁこりゃぁあぁあああ

林道からトレイルに入ったところでいきなり足に激痛が走ります。正確に言うと左足にしているゲイターの中にチクっとした痛みが!どんどん痛みが大きくなります。すると……

痛っ!痛ッ!!痛ぁぁっっっっっ!!!!

と周りのランナーも大きな声を出しています。まさに阿鼻叫喚とはこの事。すると後ろのランナーが、

山ヒルだぁぁぁああああああ!!

と大声を出しました。まさか?!ヒル?こんな時期に?!昔、屋久島でヒルに襲われた経験がありますが痛みはありませんでした。症状は、血が止まらないことぐらいです。なのでこの痛みはヒルではないハズ。しかしその時はパニックに近い状態でしたので、ほんとにヒルにやられたと思い立ち止まって全身についてるかもしれないヒルをパンパン追い払いました。もちろん一匹もいませんでしたが(笑)レース後、他の方と話をしている時に実は「」だということがわかりました。他の方のブログやらSNSを見ているとかなりの人が蜂に刺されたようですね。ちなみに山で蜂に刺されたのは初めての経験でした。

ズキズキと痛む足でしばらく走り続けると朽木スキー場に出ます。

朽木スキー場

ここをグルッと一周する形でスキー場裏のトレイルを走ります。ここまで前後のランナーはほとんど一緒でした。抜きつ抜かれつを繰り返してる状態。トレイルから出てスキー場を一気に駆け下りると10km地点の第1エイドへ到着です。



《第1エイド(約10km地点)〜第2エイド(約22km地点)》


第1エイドで先ほどの痛みの治療をするつもりでしたが、周りのランナーはほとんど休憩することなくどんどん通過していきます。幸い何者かに刺されたであろう箇所は腫れもほとんどなく、痛みも走る分には気にならないくらいだったので、自分もすぐに出発しました。


さて、ここからは本格的に登山道へと入っていきます。まずは蛇谷ヶ峰への急登です。ここはあまりパワーを使いすぎないようにしながら徐々に前を行くランナーに近づいて行きました。すると女性ランナーが前にいましたね。なかなかの強者です。おそらくこの時に出会った方は現在女性3位くらいだったのではないでしょうか?FAIRY TRAILという大会名なので女性参加者が多いかと思いきや少なかったような気がします。もしかするとその多くはショートコース(18km)に出られていたのかもしれません。40kmのロングは大会名とは裏腹に本格的なトレイルコースなので出場されている方も経験豊かな強者が多そうですね。そういえば・・・この人のことを忘れていました!

ミフィオ!!

ミフィオも今頃どっかで泥んこになって悪戦苦闘してるハズwww


 そう思うと、オレも頑張らなきゃなぁと少しづつエンジンがかかってきました。そして・・・


蛇谷ヶ峰(901.7m)へ登頂!

案の定真っ白ですww ここは坂好練習会隊長のタカさんがスノーハイクで来た時に360度の絶景が楽しめる場所と言っていたので楽しみにしていましたが、結果は360度真っ白ww もはやほんとに頂上なのかも分からないくらいでした。

ここからはフカフカトレイルを下ったり登ったりを繰り返します。蛇谷ヶ峰から武奈ヶ岳周辺は比良山系全山縦走路の一部でもあるようです。本コースでは武奈ヶ岳までは行かずに、釣瓶岳の手前にあるイクワタ峠まで走った後、そこから第2エイドのある栃生へ下山していきます。蛇谷ヶ峰からの縦走路は少し分かりにくい箇所も多く、大会の白テープがなければロストした人も少なくはなかったかもしれません。かく言うオレもこれほどテープがあるのに一度ロストしてしまいました。

途中、地蔵山山頂で私設エイドをされている方がいました。ラブラドール?のような犬が2匹いて、あまりの可愛さに思わず立ち止まって写真撮影。しかし、カメラのピントがなぜか全く合わない。コーラがめちゃめちゃうまかった!!

私設エイド

イワクタ峠

その後はとてもいいペースで走られる方がいたので、その方とおしゃべりしながら下山。これが長いというか、一気に下る感じ。標高差670m近くを下ります。まだ前半戦なのここもあまり無理せず、おしゃべりができるくらいのペースで気持ちよく駆け下りました。舗装路まで出ると、

スタッフ「こちらでーす!!」


なぜかへ降りるよう誘導されます(笑)。さすが鏑木さんプロデュースのコース!こういうアドベンチャー的要素があるのは楽しいですね!川の中へザブザブ足を突っ込みました!かなり冷たかったですが、泥だらけのシューズも洗えて楽しい!素晴らしいですね♪


短い距離でしたが楽しい川ゾーンが終わると約22km地点の第2エイドへ到着です。



《第2エイド(約22km地点)〜第3エイド(約33km地点)》


第2エイドには鏑木さんがいました!雨の中ランナーを鼓舞してくれていました。この時はお話することができませんでしたが、フィニッシュ後にまさかのミラクルが起きます!(笑)それについては、また後ほど。

第2エイド

エイドを出発するとたくさんの方が応援してくれていました。ただ、ここからなぜかロードをグルッと走らされます。これは一体何のためのコースなのでしょうか。距離を稼ぐため?意図がよく分かりませんでしたが、ウルトラのような田舎道を走るので個人的には楽しかったです。軒先で応援してくれる地元のおばあちゃんにパワーももらえました♪


気持ちよく田舎道を走っていると、ふと衝撃の事実が脳裏に浮かびます。

あと18kmしかないやぁぁぁあん!!!(叫)

そうです。誰がなんと言おうとあと18kmで終わってしまうんです。こんな悲しいことがあるでしょうか?(笑)先日出たOSJ氷ノ山で言うと最後の20kmの林道よりも短い距離です。まだ22kmしか走ってない。そしてあと18kmで終わる。

このままじゃ不完全燃焼で終わるやん

ここで頑張らな絶対後悔するやん

すてきやん

最後は余計でしたが(笑)、泣いても笑ってもあと18kmしかないんだから、ここからは追い込んで走ろうと決めました。よし!いくでー!!

しかし、、、

いきなり急登が始まります。3km弱で標高差約700mを一気に登ります。まだそれだけならなんとかなるのですが、地面はドロドロヌルヌル。ひどいところでは体を支えるだけでかなり体力を使いました。だからといってダラダラ登ってはいけません。失速し始めるランナーを次々とパスしました。



どれくらいドロドロぬるぬるだったのか?それを物語るエピソードをレース後にミフィオから聞いたのでご紹介。

ミフィオは一度その急斜面のドロドロにハマってしまうと抜けられなくなり、

登っては滑る 
登っては滑る

を繰り返して全く進まなくなってしまったらしい

後ろを振り返ると、列ができてコースをせき止めてしまっている状態

ねーやん「あー抜け出せなーい!!(どろどろツルツル)」

後ろの男性「押しましょうか?

ねーやん「お願いしまーす!

後ろの男性「お尻を押してもいいですか?

ねーやん「何でもいいから押してくださーーーい!!

ということで、脱出できたらしいです(笑)

どーでしょう?どれくらいドロドロかが伝わったでしょうか?雨が止まない中ぐんぐんと標高をあげていきました。GPS時計を見ると標高が900mを超えました。そろそろピークかと思いきや登ったり降ったりが続きます。事前に地図をよく見てなかったのですがピークが南岳や中岳などたくさんピークがあるようです。白倉岳(949.9m)を過ぎてからは走りやすいフカフカトレイルが続きます。第2エイドまでの比良山系もそうでしたが、この辺りは岩場というのがほとんどなく階段なんかもほとんどありません。なので雨でドロドロになっていなければ相当なスピードを出せるところがたくさんあるでしょう。雨でもトップ選手はお構いなしにトップスピードでカッ飛んでるとは思いますが。。

そんなこんなで目の前のトレイルに夢中になって走っているとあっという間に第3エイドへ到着です。



《第3エイド(33km地点)〜フィニッシュ》


大彦谷林道と出合う場所に第3エイドがあります。ここには5~6人のランナーがいました。山を走ってる時にはあまりランナーがいなかったのでここでようやく追いついた感じです。本大会はレッドブルが協賛しているので、第2エイドとここ第3エイドにはたくさんレッドブルが置いてありました。こういった栄養ドリンク系は気分的に苦手(?)なので実はほとんど飲んだ事がありません。レッドブルに関しては一度も飲んだ事がない!紙コップに小分けにして入れてくれていたので恐る恐る手をのばしてみると、

こんな味なんだぁ(笑) ← 普通の感想

レッドブル初体験です。しかし効果はあったように感じます。レッドブルのおかげかその後のトレイルがやたらテンションあがってめちゃくちゃハイになってましたw


レッドブルを飲み干し、自分が出発する頃には先ほどエイドに溜まっていたランナーはもういませんでした。追いかけるようにしてエイドを飛び出して行きました。


今の自分がどれくらいの順位にいるのかは全くわかりませんが残りの距離はほとんどないはず。徐々に下り基調の細かなアップダウンのあるコースに変わってきます。ショートコース(18km)に出られてる方をこの辺りから次々と抜かしていきます。

後ろ通りまーす!!すいませーん!!

ドロドロの斜面を滑降するようにカッ飛んでいきます。避けるのだけでも大変だったと思います。ご迷惑おかけしました。。レッドブルのせいなのか単なるアフォなのか、下りが気持ちよすぎていつも以上にカッ飛ばしました!

ひゃっほーーーい!!

自然と口から出てきます。何人もこの下りで抜きました。さすがにこの時間帯にアフォみたいに走ってるランナーはいないのか、第2エイドから抜かれるということはありませんでした。やはり前半サボりすぎですね。反省です。


民家が見えてきました!あーもう終わってしまう!!こんなにあっけない大会は初めてかもしれません。トレイルを下りきるとロードを1kmちょっと走ります。悪天候にも関わらず町角で声援を送ってくれる方がたくさんいました!これはうれしー♪スタッフの方に誘導してもらいゴール会場の朽木中学校に到着です!フィニッシュ!!・・・かと思いきや、校庭を一周まわらされます(笑)


そしてぐるっと一周回ると・・・


フィニッシュ!!
5時間39分47秒
総合34位/出走者577人中

速報に載った!



《フィニッシュ後》
フィニッシュ時に鏑木さんが出迎えてくれました。いつも通りフィニッシュゲートでカメラマンに向けてひゃっほいポーズを決めていると、鏑木さんに話しかけられます。

鏑木さん「なにそれ?(苦笑)」

オレ「あっ、これはひゃっほいポーズと言いまして・・・」

鏑木さん「ひゃっほい?(苦笑)ふ〜ん。」

オレ「もしよかったら一緒にひゃっほいポーズしてください!」

するとさすがは世界のKABUちゃんです!超やる気なさそーにひゃっほいポーズを一緒にやってくれました(爆)カメラマンさんにとってもらったハズなので販売されれば絶対買いますwその時はここにその写真を貼り付けますので乞うご期待(笑)

その後は完走証をもらうと、スタッフの方にこちらへどうぞ!と呼ばれました。何やら無料で写真を撮ってもらえて、しかもすぐにそれを現像してくれるようです!!これは素晴らしい!!カメラマンの人もテンションの高い方で楽しく写真を撮ることができました。

それがこれ!

その後はレース前にお会いした大槻さんと合流。結果を聞くとなんと6位入賞!!5時間を切るタイムでした!!やはりすごい!!

表彰式

話が前後しますが、大槻さんとレース後すぐに一緒に写真を撮ろうということになり、外へ出るとTJARを出場されている坂田啓一郎選手がいるではありませんか!!大槻さんがお知り合いだったようなので後ろへくっついていきました。あのDVDで見た事のある方が目と鼻の先にいるとは!大興奮でしたが緊張してしまいほとんど話せませんでしたw

そしてまだまだミラクルは続きます。またしても有名人が!!UTMB2015で12位(日本人トップ)の土井陵選手が!これまた大槻さんがお知り合いだったので、これまた一緒についていきます。女性の選手も一緒だったのですが、この方は関西のフルでは1位を争うほどの
高速ランナーの吉住友理選手です。(この時はお恥ずかしながら吉住さんのことを存じ上げておりませんでした。大反省です。)下の写真をFBに載せたところ吉住さんとお知り合いの方がいらっしゃいました。ズーミンと呼ばれているようですね♪次回お会いした時は勇気を出してズーミンと呼んでみよう。まぁ俺のことなんて覚えてらっしゃらないでしょうが(涙)


この中に顔を並べることができただけでもう感無量です!永久保存させてもらいます!!大槻さん、ほんとに色々とありがとうございました!また色んな方と引き合わせてください!お願いします!(笑)

これで終わりかと思いきや、まだまだミラクルが!!着替えて洗面所で歯を磨いてると、白いTシャツをドロドロにしたランナーが入ってきました。ふとみると・・・

長崎橘湾岸スーパーマラニックの大会Tシャツやん!!

もしかして今年の春173出たんすか?!あまりの衝撃に口から自然と言葉が出てきました。やはり長崎に出られた方でした。そこから、仲間の方も長崎に出られたようで自然と話が盛り上がりました!来年の春も長崎で会う事を誓い合いました。


レース後にこれほどのミラクルが立て続けに起ころうとは想像もしていなかったので、ものすごく楽しい時間を過ごせました♪しかし、最後にラストミラクル、いやラストサプライズ、いやラストサムライが!!(笑)

みなさんお忘れになってませんか?

そうです。

ミフィオです!!

レース後のミラクル続きですっかりミフィオの事は頭から消えてましたが(笑)、いつもこころのどこかで「ミフィオは完走できるのか?」「足の痛みが出てないか?」「途中でリタイアしたかも?」いや、「ミフィオなら制限時間ぎりぎりでも帰ってくるはず!」と考えておりました。

しかし全ての予想を裏切ってきます。

14:30頃
体育館での表彰式を見届けた後、スタートから8時間ほど経過したので、ミフィオを迎えるべく外でゴールしてくるランナーを眺めていました。制限時間は9時間半なので、まぁのんびり待とうとしていたその時です。ゴールのアナウンスが聞こえます。

ゼッケン番号◯◯◯番!◯◯さん、ゴールです!

オレ「ほえ?ミフィオ?ミフィオーーーーーーーーー!!!!!!

急いでゴールゲートへ駆け寄りました!!

ミフィオかえってきたーー!!!

なんと8時間前半のタイムでフィニッシュ!!足の怪我(剥離骨折と靭帯損傷)が完治していない状態でこの本格派トレイルを完走するとは!しかも制限時間よりも1時間以上早い!!これには驚かされました。しかもめちゃめちゃ楽しそうな表情です!!

完走証を待つミフィオ

ドロドロのミフィオ

このラストミラクルには度肝を抜かされました!やはりこの人はすごい!自分のしたいことはする!根っからの自由人なのでしょう!ついていけましぇんwww

みよ!この表情を!!

側溝でドロドロのシューズを洗うミフィオ

その後は風呂に入ってラーメンを食べて帰りましたとさ

比良とぴあ

ラーメン大盛り

琵琶湖

【あとがき】

40kmくらいのトレイルレースに出たのは今回が初めてです。あっ、2014年に大阪府チャレンジ登山大会でダイトレを走っていましたわ(笑)。確か距離は35kmくらいだったかな?実はその大会が自身初めてのトレイルレースであり、初めて出た大会でした。人に言うと初めて出た大会がトレイルの大会というのは非常に珍しがられます。でも、もともと登山をしていたのでロードを走るよりもトレイルを走るのが自然だったのかもしれません。初レースのダイトレは最後潰れてしまって6時間近くかかりました。足が全く動かなくなって最後の10kmが地獄だったのを今でも覚えてます。それから約1年半。成長したのかアフォになったのか…

正直40kmでは物足りんくなってもうたwww

決して、40kmなんて楽勝!と言っているわけではありません。もっとスピードをあげて追い込めば30kmでも、いや、10kmでもヒィヒィ言ってると思います。順位を狙う走り方をすれば、距離がどうのこうのという話ではないと思います。どんな距離の大会でも精一杯追い込めばオレみたいに物足りんなんて考え方は出てこないですね。だから、物足りんとか言うてるということは全然追い込めてない証拠なんです(汗)それは認めます。

もちろんできるだけ早くなりたい!って気持ちはあります。だから順位を気にしてないといえば嘘になります。でもオレが走る理由ってそれだけじゃないんですよね。順位とかタイムって楽しく走るための一つの目安かなって最近思います。だからタイムが上がれば嬉しくなるし、順位が上ならば自慢して歩きます(笑)でもそれだけじゃないかな。じゃあ一体何なの?って思いますよね。

正直わかりません(爆)

というか、書こうとしても陳腐な言葉しか出てこない。なので全て消去。現在、ボキャブラリー少なさに辟易してます。あと、これを書きながら早く走れなかった言い訳のようにもなりかねないのでこれくらいにしておきます。(少し言い訳もありますがw)

兎にも角にもフェアリートレイルを走ってみて、めちゃくちゃ楽しかったというのが正直な感想ですね。(ほら、陳腐でしょw)ただ物足りなかった!それはコースがダメとか言う意味ではなく、単純にもっと走っていたかったのです。あのまま高島トレイルに入っていけたらどれだけ幸せだっただろう。走りながら、もう終わってしまうの?イヤだー!と本気で思ったのは初めてです。1年半前にダイトレを走ってもうやめたい!逃げ出したい!って思ったのが嘘みたいですね(笑)

では思う存分走ってみよう。ということで明日から連休を利用してどこまで走れるか試してみたいと思います。スタートは予定では須磨浦公園から。もうイヤだ!やめたい!ってところまで山を走ってみたいと思います。(もちろん時間の許す範囲内で) さて、どうなるやら…。意外にすぐに辞めたくなったりして笑

ここまで読んで頂き有難うございます。こんな駄文に付き合ってくれた読者諸君、せめてものお礼にこちらの画像でお別れです。


ちなみに、これはパルさんから頂いたものです。画像のいっちーさんは今週末に開催される長崎橘湾岸スーパーマラニック273秋のステージに100kの部で出場されます。いっちーさん!全力で応援していますよー!!















































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