2023-24 STMダブル760K ②結果まとめ

丹後ウルトラ試走 〜旅ラン〜


丹後ウルトラ試走 〜旅ラン〜

【概要】

《日程》
2015.7.4(Sat) - 5(Sun)

《メンバー》
トリオ・ザ・山道トコトコ(通称 山トコ)
・パルさん
・ミッフィーさん
・オレ

《コース》
第15回 2015歴史街道丹後100kmウルトラマラソン と同じコース

大会HPより

《結果》
約52km
7時間15分
※休憩・寄り道・ロスト全ての時間を含む


累積上昇高度(+) 1241m
累積下降高度(−) 1238m
(EPSON SF-710にて計測)

《旅館》
民宿 五郎兵衛

《温泉》
浅茂川温泉 静の里
民宿 五郎兵衛

【前書き】
今週末も山トコのメンバーで遊んでしまいました(笑)「毎週毎週、何をしとるんだ!飽きないのかね」というツッコミはひとまず置いておきましょう。超ロングの旅ランがしたいという思いつきから始まった今回の企画。初めは四国のうどん屋を巡りながら走ろうとか考えていましたが、パルさんの「それなら丹後走ればええやん」という一言に「ほんまや!」と皆が納得。

ということでほんとに丹後をコース通り100km走ろうという企画が立ち上がりました。ただ、日曜日に走ると次の日に影響が出てしまうということで、金曜日の仕事終わりにそのまま徹夜で移動し、土曜日の早朝(大会スタート時刻である4:30)に走り始めることに。旅ランという趣旨なのでムリはしません。本番とも違いペースはゆっくり。寄り道もします。ルールは誰か一人でも走れなくなったら全員やめようというもの。

7月3日金曜日の夜11:30分過ぎ、ミフィハウス前に毎週のごとくトリオが集結。果たしてどうなるのか・・・

【7/4(Sat)】

《スタートまで》
日付が変わった頃、トリオを乗せた車は京丹後に向かうべく阪神高速を走行していました。

車で3時間弱

西宮名塩SAにて休憩し、車に乗り込んだところで、ミュージックスタート!!

Mariah Carey "Happy Birthday To You"

パルさんの誕生日を祝うためのサプライズ!ということでミッフィア・キャリーさんがケーキを焼いてきてくれました!!これにはパルさんも大喜び。パルさん曰く人生最大のサプライズということでほんとに喜んでくれたので、こちらも幸せな気分になりました。

照れ隠しのパル

3:00頃だったでしょうか。スタート地点であるアミティ丹後まで5kmほどのコンビニで休憩。オレとパルさんはうどんやラーメンを食べて腹ごしらえしていると突然の大雨。この状況で走るのは厳しいので、ここで雨が止むまで仮眠をとることに。


わしゃ寝る!byミフィオ

4:00
雨がやんだので、車を降りて着替えなどの準備。ここでパルさんから皆にアイテムが配られます。


雨に濡れても大丈夫な仕様♪

会社でこそこそ作ったそうです。ありがたいですね〜。でもこれを見るとあぁほんとに丹後を走っちゃうんだ、アフォだなぁ。と少し腰が引けちゃいました(笑)

4:30頃
宿泊地である民宿 五郎兵衛に車を停めて、スタート地点のアミティ丹後まで歩きます。




アミティ丹後は昨年の丹後以来で懐かしかった。ここにゲートがあった〜、ここがブースになっていて〜、ここでパルさんが死んでいて〜(笑)など、それぞれが思いを巡らせていました。



詳しくは第14回 歴史街道丹後100kmウルトラマラソン 2014のブログをご覧下さい♪

《アミティ丹後〜七竜峠〜道の駅くみはまSANKAIKAN》



4:50
アミティ丹後からスタート!!


出発の儀

本番とは違ってたった3人だけなので景色が全然違って見えました。最初は街並みをゆったりペースで走って行きます。本番は9月末なので夜明けが遅いので真っ暗ですが、今は7月。かなり明るくなっていました。



街並を抜けると、見覚えのある海岸沿いを走ります。曇っていたのですが、それでも日本海の荒波は圧巻です!!


嬉しそうな2人

ここはアップダウンが心地よいコースですね。景色を楽しみながら走ってるとあっという間に七竜峠への登りにさしかかりました。


まだ5,6kmを過ぎたところ辺りなので楽々登って行きます。すると・・・

5:46
七竜峠に到着です!!


七竜峠は苦しかった思い出があったので、なんだか拍子抜けした感じ。しかしそれは間違っていました。100kmのコースではこの七竜峠を2度登ることになります。2回目の七竜峠で痛い目を見る事になります。「行きはよいよい帰りは怖い〜♪」

展望台で少し休憩したあと、久美浜湾に向かって下って行きます。

 爽快な下り

町へ下りると分岐があるのですが、間違えて本来より少し手前で左折してしまいました。13回も丹後を走っている生きた化石ことパールカンスが「見覚えないなぁ。こんなんあっったかいなぁ。」と言い出しました。

さしすせそ?こんなんあったかいなぁ

こんなもん絶対なかった!!

無駄にクオリティの高い超巨大かにが現れてようやく気づきました(笑)道間違えた!!っちゅうことで、引き返します。しかし誰も文句は言いません。丹後の大会を走ってばっかりじゃ絶対行かない「さしすせそ」や「超巨大かに」に出会えたことに満面の笑み。しかも、距離も稼げました♪(笑)

「さしすせそ」でトイレ休憩

引き返したあとは無事に正規ルートへ戻れました。

北近畿たんご鉄道宮津線

田園

パルさんと一緒に玉置浩二の『田園』を歌いながら走ります。曇っていて太陽は出ていないものの、湿度が異様に高い!この蒸し蒸しが気力を奪い始めたのもこの頃。寝不足もあってかなんだか本調子じゃない。おまけに左ヒザの痛みがずっとあります。

7:13


ここでトイレ休憩や補給。ほんで少しだけ遊びます(笑)


体調がスッキリしないのでコーラを投入しますが、あまり変わらず(涙)パルさんは元気そうですが、ミッフィーさんが足の不調を訴えます。どうも足の指に力が入ると痺れや痛みが発生するようなので、ここで100km全て走るか、途中でやめるかを話し合いました。

今回はあくまで旅ラン。大会でもないしムリしてケガすれば何の意味もありません。45km地点の浅茂川漁港まで行って考えよう!ということになりました。ミッフィーさんは「二人は全部走っておいで!」と言ってくれますが、やはりトリオは3人でひとつ。離れることはできません(笑)ぶっちゃけ、自分もヒザの調子が悪かったので、100km全て走るのは無理だったと思います。

《道の駅くみはまSANKAIKAN〜久美浜カヌー庫〜小天橋海水浴場》


15分ほど休憩して出発しました。
走っていると「ソフトクリームあります」という看板を発見し少し寄り道。大会では絶対できないです(笑)時間が早過ぎたので残念ながらまだ開店していませんでした。。

看板娘ミフィ「らっしゃい」

久美浜湾と甲山が見えてきました。

こういう写真を撮れるのが旅ラン

それにしても久美浜湾はめちゃくちゃキレイですね。波風がほとんどたっておらず、鏡のように見えます。ミッフィーさんが「ミラーレイクなり!ミラーレイクなり!!」と頻りに連呼しておりました。


どうでしょう?なかなかいい感じに撮れたのでは?!

この辺りは昨年の大会の時も凄く思い出に残っている場所です。朝の久美浜湾は本当に綺麗な場所でした。ただ大会の時と違うのは車の交通量。大会時は規制していたのでしょうか?車が走っていた記憶はありませんが、今回の試走ではびゅんびゅん車が通ります。


幻想的な湾沿いを走っていると久美浜の町並みへ入っていきます。この辺りはまだ古き良き日本の雰囲気が残されていますね。七夕が近いという事もあり、短冊がたくさん飾られていました。


8:14
久美浜カヌー庫に到着です。ここは丹後ウルトラの60km部門のスタート地点です。大会では奥へ入る事はありませんので、今日はゆっくり観光。


子どもたち(小学生〜中学生くらい)がたくさんカヌーの練習をしていました。静かな中、オールが船体にあたる音が耳に心地よく聞こえてきます。また、元気よくあいさつしてくれる子どもたちに心が洗われました。

心がドス黒いパルさんも、思わず満面の笑み(笑)

ここからすぐの場所に鳥居を発見!どうやらこの鳥居から山道を通って頂上に行けるようですね。トレイルにテンションが上がりますが、人が入っていないらしく薮だらけ。まだまだ先は長いので今回は自粛しておきました。


そして、そこからすぐのところに如意寺があります。後で調べてみると奈良時代から続く歴史あるお寺のようです。それとは知らず、ふざけた写真を撮ってしまいました。


ここを過ぎると湾沿いからは外れて、アップダウンのある坂道へ入って行きます。どうも身体がスッキリしないので身体に喝を入れるためペースアップして坂を走ってみました。呼吸は乱れないが、少し足に負荷がかかるくらいのペース。一度追い込んでみると、身体が目を覚ますような感覚で少しスッキリしました。

パルさん撮影

内陸をしばらく走ると、また久美浜湾沿いへ戻ってきます。ボートの停泊場があったので少し遊びました(笑)


大会でも見覚えのある勾配のきつい橋を駆け抜けます。


9:04
小天橋海水浴場に到着


ここはトイレや自販機もあります。砂浜がすぐ近くにあるので向かいます。ミッフィーさんが仕事で電話をせねばならないらしく仕事をおっ始めます。


これぞ働くウルトラランナー!それに比べオレとパルさんはミッフィーさんにもらったベビースターラーメンをポリポリ食べるだけ(汗)情けなさに火がついたのか、ここでパルさんにも電話が!!

誰からもかかってません

「仕事じゃぁああ」という意気込みでこの顔(笑)顔の皮がどうなっているのかよくわかりません。柔道の篠原選手みたい(笑)

ミッフィーさんの仕事が終わったので砂浜へ遊びにいきます♪

篠原選手がまだ残ってますww

ここで100km走るか途中でやめるか話し合いました。ミッフィーさんは「二人で走っておいで」と言ってくれますが、実はオレも足にだいぶダメージが。そして湿度のせいか、100km走れる気力がありません(泣)パルさんはまだまだ元気そうです。やはりここは3人で一緒にゴールしようということになり、アミティ丹後で終えることに話はまとまりました。

《小天橋海水浴場〜七竜峠〜浅茂川漁港〜アミティ丹後》


小天橋海水浴場で大休憩をとった後、しばらく真剣に走ります(いつも真剣ですよw)。すると夕日ヶ浦温泉の温泉街を通ります。町の人に「こんにちわ〜」と挨拶するとニコニコとした笑顔で挨拶を返してくれます。大阪ではこんな事をしたら間違いなく白い目で見られるだけなので、本当に嬉しいですね。

町を抜けると2回目の七竜峠への登りへと入って行きます。


ここは各々のペースで走るつもりが、いつの間にやらパルさんとアフォ話をしながらどんどんペースが上がって行きます。「でやー」「ひゃっっほぉぉい」「スラスラスイスイスイ(植木等)」「ンーンー(マリオジャンプ)」「アホの坂田」・・・・などなど挙げれば切りがありません。あらゆるレパートリーでダッシュをします。やはり2回目の七竜峠はキツい。汗だくつゆだくになってようやく頂上へ!

10:48
七竜峠へ到着

気合いのひゃっほい

ミッフィーさんも来ました!が・・・・

バタンキュー

トリオはこの七竜峠で燃え尽きました(笑)じっとしてても滝汗が流れてきます。ここで改めてアミティ丹後で終了する事を決意。ミッフィーさんが「海鮮丼が食べたい!」と言い出したので、もうやめるしかありません。風呂→海鮮丼andビール→旅館でダラダラを妄想してしまうと、もうやめるしかないでしょう(笑)

七竜峠を後にして下っていきます。ここは行きでも通ったコースですが、逆から見る景色も楽しめました。少し行くと左手に展望台へと通じる道があったので入ってみました。

最北子午線塔

丹後を13回も走っているパルさんでさえこの存在は知りませんでした。当たり前ですね。わざわざ大会中にコース外へ行って観光するランナーはいません。寄り道ができるのも旅ランならではです。しかし、大会中であっても、いつかはこうして寄り道をしながら走れるランナーになりたいものです。「ウルトラ旅ランナー」これを目指したいですね。

ここを越えれば漁港

あまりの暑さでついにここで水が無くなってしまいました。しかし、もうちょっとで浅茂川漁港です。そこまでは我慢して駆け下りて行きます。パルさんもミッフィーさんもまだまだ足が軽そうです。(ほんとは100km行けたんでねーの?!) オレはこの時、かなり疲弊していて最後尾を必死に着いていってる状況です。

11:51
浅茂川漁港に到着!


大会で言えば45km地点のうどんエイドがある場所です。しかし自分たちはここまで道をロストしたり寄り道をしたりしていたので、gps時計には49kmと表示されています。ここは去年の大会では非常に思い出深いエイドです。ここへたどり着く直前に便意(大)がマックス状態になり、悶絶状態でお尻を押さえながら、簡易トイレに文字通り駆け込みました(笑)

アミティ丹後までもう少しなのですぐに出発です。途中またしてもキャリアウーマンみふぃ子が仕事の電話です。仕事も遊びも全力で取り組むミッフィーさんには頭があがりません。全力で取り組んでいないのは恋愛だけでしょうか(笑)ここでパルさんも負けじと仕事を…

パルさん、それ電話でなく手ぬぐいです

そしてついに

12:12
アミティ丹後でゴーール!!


100km試走のはずが途中でやめてしまったので、総距離52kmという結果になってしまいましたが3人ともやりきった感じです。正直この後、碇高原へ行ける気力は残されていませんでした。大会ではここからが勝負ですね。パルさんも完走の手応えをつかんだと言っていたのでもう十分でしょう。

《ゴール後》



まだチェックインの時間には早いので、まずは民宿 五郎兵衛の駐車場へ戻って着替えを取りに行き、浅茂川温泉 静の里へ歩いて向かいました。風呂を上がった後、海鮮丼を食べるつもりが館内のレストランにはありません。地元の方に聞いてみると、昼を過ぎるとどこの店も終わってしまうそうなので、今回は我慢しました。しかし、レストランにはこれが!!

寿司とビール

最強の組み合わせです!残念ながらこれだけで足りるはずもないので、酒や夜食を買うためスーパーへ歩いて行きました。アミティ丹後の近くにAコープ京都 網野店があります。

民宿 五郎兵衛へチェックインしに行きます


意外にモダンな内装に少々驚きましたが、今回は一泊二食付き(9500円)で大奮発です!いつもはこのトリオはテントなので宿泊費がほとんどかかりません(笑)

案内されたのは金の間。広くてゆっくりできました♪

(笑)

晩ご飯は

どーん!

案の定ご飯をおかわりしまくってお腹いっぱい!大満足です。部屋へ戻ってからは酒飲みながら分けの分からん話したり起きてるのか寝てるのか分からない状態で23時頃就寝。

【7/5(Sun)】

次の日はチェックアウト時間の10:00までのんびり過ごして、その後、八丁浜海岸へ遊びに行って、大阪へ戻りました。

ここからは誰も興味ないと思いますが写真でお楽しみ下さい。





以上、世の中で一番海の似合わないトリオでした(笑)

それではこちらの写真で今回の記録をしめたいと思います。

みふぃお「今後ともトリオをよろしゅう頼むわ


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